子のオステオパシー【Follow-up 2 / Total 17】

 今回のセッションは、これまで以上に「母子一緒に施術を受けている」感覚が強いものだった。子は横になった瞬間に泣いたものの、すぐに落ち着いて眠った。その間、私は足に触れながら寄り添っていたが、自分も強い眠気に引き込まれ、まるで昔の記憶が自動再生されるような体験をした。
 子の身体が小さくビクッと動いたとき、自分も眠りから覚めたが、すぐに彼女は再び静かに眠った。施術後、「ふたりとも寝ていたね」と言われ、母子で同じ深い休息の時間を共有したと実感。そこまで神妙に考えなくても、私自身がスッキリした感じがあった。

  セッション記録:子(1歳3ヶ月)

日付: 2025,09,25
施術内容: 子の継続セッション(2回目)
 
身体の様子(Observation): ベッドに横になる瞬間だけ泣いたが、5分ほどで眠りについた。 施術中はぐっすり眠っており、途中で身体がビクッと反応したが、すぐに再び眠った。 終了時にはゆっくり目を開け、ぼんやりとした様子を見せていた。
 
考察・メモ(Reflection):
今回は午前の時間帯(11:30–12:30)で、空調はなく窓を開け放していたため、外の子どもの声や車の音がよく聞こえていた。
 私自身も施術中に強い眠気を感じ、過去の記憶が自動的に浮かぶような体験をした。これは施術空間における共鳴反応や、母子間の状態共有と考えられるか。

予の汝を夢と謂うも亦夢なり/荘子「胡蝶の夢」より