子のオステオパシー【Follow-up 1 / Total 16】

 今回のセッションでは、子が施術環境に慣れてきたのか、泣き出しても以前ほど長引かず、落ち着くまでが早かったのが印象的だった。
 施術中は、私の方を見たり足を触ったりしながら、自分なりに安心を探しているようにも見えた。特に、耳の下に手を添えられているときに頭から汗が噴き出していたのは、体が何かを解放しているように感じられた。

 最後には私の腕を抱き枕のようにして眠る姿があり、その瞬間に大きな安心と信頼を得たように思えわれた。施術者の治療は目に見えない領域まで作用しているのではないかと感じさせられる、不思議で静かな時間。


セッション記録:子(1歳3ヶ月)
  • 日付:2025/09/12

  • 施術内容:短期セッション(耳下部へのタッチ)

  •  身体の様子(Observation):入室時は泣かず、以前より落ち着いた様子。ベッドに横たわると泣いたが、以前のように長くは続かず、次第に緊張が取れた。施術中、母親の顔を見たり自分の足を触るなど、静かに過ごした。頭から多くの汗が出ていた。施術後半に眠気が出て、母親の腕を抱き枕にして横向きで眠った。

  •  考察・メモ(Reflection):前回までよりも泣き続ける時間が短くなり、身体の緊張が解けやすくなった印象。頭部からの発汗は、身体の放出反応や調整のサインとも考えられるがどうか。子の下痢の症状との関連で、消化器系の調整も意図されていたかもしれない。

帰りに寄った新宿駅周辺